各証券会社の株の夜間取引のしくみ

夜間取引の方式は各証券会社により異なる部分がありますので以下に主な夜間取引の方式を説明します。

◎マーケットメイク方式

以前、DLJ証券(現在の楽天証券)が行っていた夜間取引(ムーントレードという名称でした)はマーケットメイク方式で行われていました。このマーケットメイク方式はゴールドマンサックス証券がマーケットメイカーとなり顧客の注文を執行します。マーケットメイカーは顧客の注文を成立させるために売り気配(売ってもいい値段)と買い気配(買ってもいい値段)を提示し、気配値で顧客が注文してきたら注文を成立させます。気配値での注文成立は自分が考えている値段と大きく異なる値段で注文が成立することがあるので注意が必要です。
※現在、ゴールドマンサックス証券、楽天証券では夜間取引を取り扱っていません。

◎マネックス証券の「マネックスナイター

マネックス証券が行っている夜間取引マネックスナイターでは昼間の取引の「終値」が取引価格になるのが特徴で株価は変動しません。
特定の銘柄をチャンス銘柄として松井証券の夜市のようにディスカウント価格で購入できる銘柄もあります。

◎松井証券の「夜市

松井証券が行っている「夜市」では松井証券が当日公表した銘柄がだけがディスカウント価格で購入することができる取引システムになっています。公表される銘柄はUSB証券が決定したものが公表されます。

◎カブドットコム証券の「kabu.comPTS」

最近カブドットコム証券が始めた夜間取引はオークション方式なので昼間の株式取引と同じように株価が変動し、通常のザラ場中での取引と同じように、気配値を見ながら取引をしていくことができる夜間取引です。

以上が主な夜間取引の方式です。

夜間取引を利用するには各夜間取引サービスを取扱っている証券会社に口座開設をする必要があります。
口座開設は無料なのでとりあえず口座開設をしておくことをお勧めします。


◎カブドットコム証券
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◎松井証券

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