「夜市」のしくみ

取引方式

松井証券の夜間取引は「夜市」という名称でサービスが提供されています。夜市(よいち)は「現物の買取引」のみなので売却はできません(翌日での売却注文を出すことはできます)。松井証券が毎日公表する特定の銘柄だけを昼間の終値のディスカウント価格で買うことができます。需給を安定させるために行われる立会外分売に似ている部分があります。ただし立会外分売は希望者が多くなると抽選になることもあるので夜市の方が購入しやすくなっています。

取引時間
松井証券の夜市の取引時間は18:00から23:50の夕方からの夜間のため、昼間に時間がない方でも取引をすることができます。

取引手数料
夜市での買付時の手数料は無料ですが購入した株を売却する時には通常の手数料がかかります。

取扱い銘柄
取扱銘柄や予定株数は取扱い銘柄や予定株数は一般には公開されず、松井証券が当日の17:30頃に会員画面内で公表するため確認する必要があります。また販売される株数が限定されているため予定株数が終了した場合は当日の取引は終了します。

過去の取扱い銘柄

取引価格
松井証券の夜市での注文は松井証券が直接処理するのではなくUBS証券に出されます。そしてUBS証券で海外市場の相場変動等を加味した「リアルタイムで算出する価格」で約定されます。
リアルタイムで算出される価格は、取扱時間中にディスカウント率の範囲内で常に見直され変動するため、同じ日の取引であっても単元あたりの約定価格が異なる場合もあるので注意が必要です。

松井証券の会員画面から当日の取扱銘柄とディスカウント率を見ることができます。ディスカウント率は上限と下限の幅が表示されていて注文はその範囲内で約定します。ディスカウント率の上限と下限は取扱日により異なりますが、1日のうちに変更されることはありません。このディスカウント率の範囲で指値注文を出して注文をします。

注意しないといけないのはマネックスナイターのチャンス銘柄と同様に夜市のディスカウント率も特定の銘柄を推奨するものではないので売買は自己判断でということになります。

その外の特徴
松井証券の夜市は他の証券会社では取り扱っていないので利用するためには松井証券に口座開設をする必要があります。

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